週末は、先日スキルに修正を加えたデーモンハンターを MP5 Uber Trisramでテストしてみました。プライマリースキルをGrenades(cluster grenades) にしただけで、その他のスキルには手を着けていないのですが、このビルドは結構使えることが判明しました。
MP7,MP8 とMonster Power を上げて行くと敵が固くなるだけでなく、雑魚敵が集団で波のように押し寄せてくる場所がいくつかあって、どんな職業であれ大量の敵に囲まれることは避けられません。この時の対処方法を自分なりに確立しておかないと高MPゲームの攻略は困難ということになります。Blood Treeを倒した後の毒霧とか、エリートモンスターが足下に出す溶岩や毒沼など逃げなければまずいシーンは多々ありますが、単に大量のモンスターに囲まれた時は、逃げるのではなく、食らうダメージ以上のライフ吸いやダメージ→ライフ変換をして、その場で敵を殲滅できるスキルを準備しておくことが重要だと実感した週末でした。
日曜日の夕方にデーモンハンターでプレイしているとフレンドから招待が届き、参加してみると MP5 Act1 のプライベートゲーム。問題は仲間が3人しか居ないこと(タンクバーバリアン、ウィザード、デーモンハンター)。フレンドはとにかくHell Fire Ring を作りたいようでUberへ行く気満々。私はそれほどHell Fire Ringに期待していないので、Organs から Hell Fire Ring のクラフトは、内臓が5セット分くらい貯まったあとにしか行っていません。Act1 でプレイしていると、結構強制的にUberへ引き込まれる機会があります。今回もその一つ。正直なところ、Uber へはデーモンハンターではなくバーバリアンで行きたい。しかし、デーモンハンター NV5の状態で Uber 招待状が届くと行かざるをえません。3人だと、ボスが2体生きている状態で一人倒されると復活させる作業中に敵を引きつけておけるキャラが居なくなるため、死亡連鎖することが多いのであまりUberへは行きたくないのですが。
そして、行ってみたところが、ゴム・ラカノフの毒と体力の世界。私のバーバリアンなら楽勝のエリアなのに、装甲が弱いウィザードと私のデーモンハンターには不安材料がいっぱい。予想通り敵の動きを凍結して止めるには接近攻撃が必要なウィザードが止めきれずに死亡、Hatredが続かない私のデーモンハンターがHatred切れ中に回復しきれず毒で死亡。タンキーバーバリアン敵のライフを削りきれなくて死亡して全滅。若干パターンが異なるものの、3回連続で返り討ちにあい挫折しそうになりました。たかだかMP5戦なのに、、、、
4戦目に初めてCluster Grenades を試してみることにしました。Cluster Grenades は敵の数が多いほど有効だと思っていたためボス戦では使っていませんでしたが、Rapid Fireが駄目ならGrenadeを使ってみるしかないと、戦闘開始からGhomに密着。Cluster Grenades を連続発射と同時に Shadow Power(Gloom) を発動。毒ダメージ以上にダメージをライフ変換できるかどうか、敵が一匹なのでどの程度有効かわかりませんでしたけど、何とかなりそう!Shadow Power が有効な5秒の間にライフ吸いとDiscipline 生成が間に合うようです。そうとわかれば、あとはShadow Power インジケーターとにらめっこで、切れると同時に再発動。マウス左ボタンはGhomにロックして押したまま。敵が雑魚を召喚すればライフ源が増えるのでラッキー!私がGhomに密着できるのでWizard は毒のない遠距離から連射するだけ。ラカノフはバーバリアンが対応してくれています。こうなれば後は簡単で、先にボスを倒した方が残りに合流するだけ。
次のポータルはZoltun Kulle とSiege Breaker でしたが、MP5だったためか結構楽勝でした。ただし、この時点でNVタイマーが消滅しかけていたので、リフレッシュも間に合いそうになくUber戦は2ポータルで終了。Organs よりも、Cluster Grenades が一部のボス戦でも主力武器として使えそうだと判明したゲームでした。
これは私のデーモンハンターにとって非常に大きな転機で、遠距離と近距離の両方に対応できるスキルが見つかり高MPゲームへの参加可能性が見えてきたと言えます。
特に、Act1, Act2 キーワーデンがいるフィールドでは、ムーンクラウンと透明な蛇が集団で押し寄せてくるため、この対処方法が見つかったとことが大きいのです。こいつらに囲まれた時に、Cluster Grenades と Gloom のコンボを使うと、バーバリアンの Whirlwind 並みにライフとエネルギーが回復します。敵に囲まれたくないと思っていたDHが、今や敵よウェルカムです。そして、MP5なら苦手としていたAct2キーワーデンでさえ苦労はするものの倒しやすくなりました。Act2キーワーデンは回転状態では Rapid Fireが通用しませんが、Grenades なら大丈夫のようです。(実際は何%か跳ね返されているのかもしれませんが Gloomとsmoke screen で回避できるようです。)ただし調子に乗ってMP6キーワーデンを試してみたところ、倒す前に2,3回やられました。それでもゾンビアタックというわけでもないので、とりあえず許容範囲かも。
こなってくると今使っているCaltrops によるCC上昇よりも、Marked for Death のいずれかのルーンに戻す方が有効かなと思えてきたところで、いくつか試すべき項目ができてきました。それと同時にDPSをあと50k くらい上げたいところです。プレイするひとによってもっと他のお勧めスキルもあるのでしょうが、とりあえず今のビルドを継続して試していこうと思っています。
DHは戦闘していて楽しい職業ではあるものの、操作する人間の負担が大きいです。目標ポイントにマウスポインターを正確に当てながら、自分の立ち位置に別の敵が攻めてきていないか、足下にトラップを出されていないかチェックし、さらにShadow Power インジケーターも気にしなくてはならず、バーバリアンのようにもうちょっと楽に戦闘できないものだろうかという希望もあります。このように繊細なDHですが、なんだかんだとPLv60が見えてきた週末でした。