ノンシーズン、ノーマルモード、ローグで、ようやくストーリーを終了。毎度のあと味悪い終了パターン。Diabloシリーズにハッピーエンドは無いので、毎度のことですが。
Diablo4リリースから約2か月掛かりました。途中、約1か月、体調不良でプレイできなかったこともありますが、クリアーまで約1か月。ストーリーを楽しめる時間が長いというのはコストパフォーマンスがいい点です。長時間、新鮮な気分でプレイできますからねぇ。
Diablo2,3 を最初からプレイしていれば分かりますが、Diabloシリーズはどんどんパッチが入って、しばらくすると(舞台は同じで)ゲームスタイルがコロッっと変わってしまうので、プレイした時点で記録しておかないと、時代時代の記憶が薄れてしまいますからね。
私が感じるリリース 2か月時点でのDiablo4はというと、
- アイテム:Diablo3スタイルのアイテムドロップとアイテムチューン、スキルチューンでキャラクターをビルドしてゆくものの、街の職人やStashの場所が悪くて、何をするにしてもアイテム管理に手間が掛る。(ここら辺はDiablo3 ver.1の時代がそうでした。)
白物、青物がゴミなのは、D3と同じ。
トレードできるアイテムは、ノーマルアイテムのみ。
鍛冶屋でクラフトは出来ないみたい。 - 敵主要キャラ:Diablo4というタイトルなのに、Diabloはいつ出てくるんだ!ってイライラします。まあDiabloシリーズはなかなかDiabloとの戦闘が始まりませんけどね。
今回は、Diabloの長兄 Mephisto の娘、リリスがメインの悪役。そして先行して、三大悪、四小悪の名前だけがストーリーに出てきて、こいつらとは、いつ、どこで遭遇するんだ?とドキドキ。最悪なのは、毎回、存在を忘れていて、気付けば戦闘になってしまっているブッチャー!しかも、今回は出現場所が固定ではない(なさそう)ときた!今回もブッチャーには手こずりました。 - マップ:恐らく、D2,D3と同程度の広さ。D2,D3同様、ストーリー用のマップに、必須ではないダンジョンと地下室が配置されており、ダンジョンは長く、しかも条件を満たさないとクリアーできない仕組みになっていて気力が必要。ご褒美は化身スキル。地下室は、入口と広間で構成されていて、ご褒美はアイテム。
- アイテムアップグレード:どうしてこんなに面倒な仕組みにした?と思います。
鍛冶屋や宝石職人で、アイテムを3or4段階強化できる他、化身というシステムが導入されています。これは D3 Kanai’s Cubeで採用されているレジェンダリーアイテムの特性抽出の汎用化。レジェンダリーアイテムのスペシャル属性を化身という形で取り出し、これをレアアイテムに付与するとレアアイテムがレジェンダリーアイテムになるというもの。D3では、武器/防具/ジュエリー の3か所しか付与できませんでしたが、D4の化身システムは全ての装備部位に化身を付与できるようになりました。可用性は高いものの、すごく煩雑。面倒くさいですが、これを我慢して使えるようにならないと、ボス戦で苦労します。
しかも、最初は化身抽出で苦労した努力が何だったんだ?と思うようになるのがダンジョンクリアーボーナス。
まだセットアイテムには遭遇していませんが、セットアイテムはあるのかな? - 馬移動システム:D4ではマップ上を高速に移動する手段として、馬が採用されました。マップ上を敵と戦うことなく高速に移動できるのはいい点ですが、敵と戦わなくてもいいので経験値は入りません。(と、思う。)便利ではありますが、使うタイミングは考える必要あり。
オープンベータテストに参加しているとき、参加初日にして馬に乗っているプレーヤーとすれ違い、いつ馬に乗れるようになるんだろう?と思っていましたが、なかなか入手できません!ベータテストで馬を入手した人、どんなに集中してプレイしたんだ? - オープンマップとグローバルイベント:一つのゲームに同時参加できる人数がD2が8人、D3では4人でしたが、D4ではもっと多人数が一つのマップに参加しているようです。どういう仕組みかわかりませんが、突然プレーヤーと遭遇して、すれ違ってゆくオープンマップが採用されてます。振り返ると、もういなかったり、どこからともなく集まってくるレギオンイベントというものがあります。
サーバーなのかレベルなのかわかりませんが、レギオンイベントという、hh時00分あたりにカウントダウンが始まるオープンイベントがあり、戦闘開始5分前にカウントダウンが始まると、続々プレーヤーが集まってきて、見ず知らずの10人くらい(?)でボス戦を行うイベントがあります。ドロップよりもちょっと良いアイテムを貰えるというもの。開催場所がWayPointからちょっと離れているので、馬があるととっても便利。ミニマップがスケジュールされるとミニマップ縁にアイコンが点灯し、参加するかどうか迷うことになります。ダンジョンを進めている時に発生すると、鍵を1個入手後だったり、その鍵を維持するかレギオンイベントのご褒美を優先させるか、どっち?と悩みます。レギオンイベントに参加すると戻りポータルが消えるため、また近場のWPからのやり直しになりますからね。時計を気にしながらストーリーをプレイするというのもイラつく。 - 街、町:D2, D3同様、タウンポータルで戻れる町は決まっていて、その町ではすべてのサービスを受けられますが、イベント近くの小さな街では一部のサービスしか受けられません。鍛冶屋とか宝石職人を利用できてもStashは無いとか。
また、宝石を加工できるのは宝石職人、アイテムを分解できるのは鍛冶屋、アイテムにソケットを付けることが出来るのは鍛冶屋ではなく宝石職人、レジェンダリーアイテムから属性を抽出して化身にできるのは秘術師。アイテムを強化できるのは鍛冶屋と宝石職人。
レジェンダリーアイテムから属性抽出して、レアアイテムをレジェンダリーアイテムにアップグレード、ソケットを付けたあと宝石を埋め込み、アイテムアップグレードしようとしたら、秘術師、鍛冶屋、宝石職人を行ったり来たりしなくちゃいけませんが、これらの窓口が離れているわけです。面倒くさいったらありゃしない。アイテム加工時は、比較的店の距離が近い町に移動してやらない効率が悪い! - バグかな?:先に進めず、バグかと思える場所が数カ所あります。地図上に小さな真円が表示されるマップ や、NPCが着いてこない地下マップ。真円の場合は、マップ上で適切なエモージョンを選択しないといけないのですが、デフォルトエモーションに入っておらず、カスタマイズしないとクリアーできなかったり。
- スキルマップとパラゴンマップ:スキルはD3同様レベルが上がるにつれてアンロックされてたくさんのスキルからアクティブにするスキルを選択することになりますが、ノーマルを一度クリアーしたくらいでは極められない。現時点ではD3のスキルシステムの方が好き。
パラゴンはLv50に到達した後、パラゴンポイントもカウントされるようになりますが、パラゴンポイントの割り振り方もいまいち理解できてません。D3 D28から採用された Altar of Rites のボードに似ている曼荼羅を選択することになりますが、どういう順番で選択してゆくのが良いか、メンコをどう使えばいいのか?これをストーリー進めながら理解しようとするのが大変。 - ライフとエネルギー:D2, D3 ver1 と同程度。D3 v2のライフ100万、攻撃力200万のようばべらぼうな数字とは違い、ライフ 2000、エネルギー 100、攻撃力 2000とか現実的な数字。(ノーマルが終わった時点。)
- シーズンキャラとエターナルキャラ:D2/D3同様、シーズンキャラと、エターナルキャラの二通りあります。D2,D3では完全に世界が別れていましたが、D4の場合、地図と馬は共通のようです。ノンシーズンキャラでクリアーしたマップが、シーズンキャラで完全に見えて、しかもWP、赤拠点のアイコンまで見える。ダンジョンのクリアー記録も見えるようです。(化身は分けられています)ノンシーズンキャラでのクリアー後、シーズンキャラでスタートさせて、Zをタイプしたら馬が現れ、装備も引き継がれていました。
- クリアー後の、なが~いエンディング:エンドロールが30分以上続いたんじゃなかろうか?最後の最後に一瞬、気になるキャラが映り込んでいたような。(ゲーム拡張が当然なのか?)
しかも、クリアー後にキャップ ストーン イベントが続く。(まだやってない。)
現時点でLv57。
Diabloシリーズゲームは、変化しながら10年以上開催されるシステムなので、不具合は別として、小さな仕様について好き嫌いを述べても仕方ありません。私は、現状を記録して、時間が経過した後で見直して、リリース直後はこうだったんだ~、着実に変化しているな~って感じたいだけ。
まだ、Diablo4リリース2か月程度なので、ストーリーにかかわる部分はできるだけ伏せ、ゲームシステムに関する記録にとどめました。